サリバン米大統領補佐官と習主席が会談、大統領選控え両国関係の安定化を確認
中国政府はまた、11月に実施される米大統領選も注視している。来年1月に政権が変われば、対中関係の方向性に影響を及ぼす可能性があるからだ。
専門家からは、交渉が難航している問題について、選挙前の現時点で強く主張する動機は双方になく、共に「様子見」を決め込んでいるとの声も上がる。
民主党が大統領候補に指名したハリス副大統領は、バイデン氏と同水準の意思疎通を中国との間で維持すると予想されている。一方、共和党から候補指名を獲得したトランプ前大統領は、再選されれば中国からの輸入品に対して大幅な追加関税を課す考えを明らかにしている。