イスラエル首相宅、ドローンによる損傷の映像公開 ヒズボラが攻撃認める

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無人機攻撃を受けて損傷したネタニヤフ・イスラエル首相の自宅の外観/From Social Media

無人機攻撃を受けて損傷したネタニヤフ・イスラエル首相の自宅の外観/From Social Media

(CNN) イスラエル北部カイサリアにあるネタニヤフ首相の自宅がドローン(無人機)攻撃を受け、損傷したことを示す映像が公開された。同国と交戦するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが、攻撃を認めている。

ドローンが撃ち込まれたのは19日。イスラエル当局者らによると、ネタニヤフ氏と夫人は不在だった。ドローンがどのように防空システムをすり抜けたのかは明らかでない。

現地のCNN提携局が公開した首相宅の外観写真では、ひびが入った窓や焼け焦げたような跡が見える。同局によると、ひび割れたのは寝室の窓だった。

CNNが位置情報を確認した映像にも同様に、裏庭側とみられる窓の被害が映っている。

イスラエル軍は19日、レバノンから飛来するドローン3機を確認し、このうち2機を迎撃したと発表。1機が建物に衝突したと述べていた。

首相府の報道官も同日、攻撃があったことを確認したが、ドローンが首相宅に命中したことは、当局が22日に初めて認めた。

ヒズボラは22日、攻撃の責任を「全面的、独占的に」負うと発表した。

ネタニヤフ氏は19日、X(旧ツイッター)への投稿で、攻撃を「イランの手先」による「ひどい過ち」だと非難。「イスラエル国民に危害を加える者は、重い代償を払うことになる」との警告を発した。

イランはヒズボラが実行した作戦だとして、関与を否定した。

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