IAEAの車両にドローン攻撃、ザポリージャ原発へ向かう途中

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IAEAに所属する装甲車両の後部がドローン攻撃で損壊した/From Volodymyr Zelensky/X

IAEAに所属する装甲車両の後部がドローン攻撃で損壊した/From Volodymyr Zelensky/X

(CNN) 国連傘下の国際原子力機関(IAEA)に所属する装甲車両が10日、ウクライナの原子力発電所の点検に向かう途中でドローン(無人機)による攻撃を受けた。同国のゼレンスキー大統領はロシアが行ったものと主張している。

ロシアは攻撃についてコメントしていない。攻撃を受けた車両は、中南部ザポリージャ原発へ向かう車列の中にいた。ロシアによるウクライナでの戦争で同原発が戦闘の舞台になる懸念も浮上する中、IAEAは施設の防護に取り組んでいる。施設に対する攻撃は核災害を引き起こしかねない。

IAEAによれば当該の装甲車両は後部を破損したものの、乗車していた2人は無傷だった。車列の2台目に位置していた車両の後部に自爆型のドローンが激突したという。

ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に破損した車両の画像を投稿し、攻撃の責任はロシアにあると糾弾。車両は意図的に狙われたと主張した。

IAEAのグロッシ事務局長も、原発を攻撃してはならないのと同様、原発の安全を守る人々を攻撃することも「絶対に受け入れられない」と強調した。

ザポリージャ原発の周辺では戦争初期に激しい戦闘が繰り広げられ、核に関連する事案の発生を懸念する声が噴出。国際社会からも非難が巻き起こった。

IAEAは再三にわたり、原発の安全が砲撃や空爆、職員不足、電源喪失などで脅かされていると警告している。

原発は2022年3月以降、ロシアの支配下に置かれている。

IAEAによれば、10日の攻撃の後、車列は最終的に原発へ到着し、常駐職員の交代を完了した。

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