ウクライナとロシアの交戦激化、トランプ氏就任目前に

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ロシアの無人機が爆発するキーウ上空=14日、ウクライナ/Gleb Garanich/Reuters

ロシアの無人機が爆発するキーウ上空=14日、ウクライナ/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) トランプ次期米大統領の就任が近づく中、ウクライナとロシアは自国が優位に立つべく、ドローン(無人機)やミサイルによる大規模な攻撃を交わしている。

トランプ氏は戦闘を速やかに終結させると約束している。しかし、その方法についての詳細はほとんど明らかにされていないため、同氏の就任はロシアによるウクライナ侵攻に大きな不確実性をもたらす。戦争はまもなく4年目に突入しようとしている。

ウクライナとロシアの当局者によると、ウクライナは13日夜から14日にかけてこれまでで「最大規模」と称する攻撃を実行し、ドローンやミサイルでロシア領奥地を攻撃した。この攻撃には米国製の長射程ミサイル「ATACMS(アタクムス)」6発も使用されている。

ウクライナ軍は今回の集中砲火について、軍事施設と石油施設を標的としたもので、こうした攻撃は「ロシアがウクライナに対する武力侵略を完全に停止するまで」続くと述べた。

ロシアは14日夜から15日にかけて砲撃を開始。主にウクライナのエネルギー部門を標的とした。

ウクライナのゼレンスキー大統領によると、この攻撃には40発以上のミサイルが使用され、そのうち30発は破壊された。ロシア製の攻撃用ドローン70機以上も投入されたという。

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