ウクライナとロシアの交戦激化、トランプ氏就任目前に
ゼレンスキー氏は「標的には、人々の日常生活を保証するガスインフラやエネルギー施設が含まれている」と述べた。
この攻撃により、ウクライナの国営電力会社ウクレネルゴはエネルギーシステムの崩壊を防ぐための措置として、一時的に電力供給を停止せざるを得なくなった。電力は現地時間15日午前9時までに復旧したという。
ロシアは厳冬下でウクライナのエネルギーインフラを繰り返し攻撃。同国の緊急停電を強いている。
攻撃は、今月20日に行われるトランプ氏の大統領就任式を前に増加している。
ロシアのパトルシェフ大統領補佐官は、14日に発行されたロシアのコムソモリスカヤ・プラウダ紙のインタビューの中で、ロシアが占領地をウクライナに譲る可能性があるとの見方を否定した。
同氏はまた、ウクライナが2025年に主権国家として存在しなくなる可能性があるとも述べたが、それ以上は説明しなかった。