ガザ停戦合意後にイスラエルの攻撃激化、死者83人に

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前日の攻撃で死亡したジャーナリストの死を嘆く親類=16日、ハンユニス/Bashar Taleb/AFP/Getty Images

前日の攻撃で死亡したジャーナリストの死を嘆く親類=16日、ハンユニス/Bashar Taleb/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦合意が発表された15日以降、83人が攻撃で死亡し、250人以上が負傷した。死者には子ども23人、女性27人が含まれる。パレスチナ自治区ガザ地区民間防衛隊のバサル報道官が16日、明らかにした。

イスラエル軍はガザ各地の約50カ所を攻撃したと発表。死者には2023年10月7日のイスラエルへの奇襲に加わったハマスの戦闘員が含まれると説明した。

民間防衛隊によると、ガザ市のゼイトゥーン地区にある避難民が身を寄せている学校では2人が死亡した。イスラエル軍は同地区にあるかつて学校として使われていた施設で活動していたハマスのメンバーを攻撃したと主張した。

また、民間防衛隊の説明では、ガザ北部ではモスク(イスラム教礼拝所)近くの民家が空爆され、2人が死亡した。これについてイスラエル軍は「ハマスのメンバーを狙った」としている。

バサル氏は音声メッセージで「休戦や停戦の話があるたびに攻撃が激化する」とCNNに語った。

停戦合意は19日に発効し、第1段階は6週間続く。人権団体などは合意を歓迎し、恒久停戦を求める声が強まっている。

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