大量の第2次大戦中の不発弾が見つかる 英公園

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第2次世界大戦時代の不発弾が英イングランド北部の公園から見つかった/Kerren Rodgers

第2次世界大戦時代の不発弾が英イングランド北部の公園から見つかった/Kerren Rodgers

(CNN) 英北部ノーサンバーランドの公園で第2次世界大戦時の不発弾が多数発見され、処理が進められている。

ウーラー市の地元当局によれば、公園の改修計画に関与していた作業員が不発弾を発見したことを受けて、爆発物の専門家を呼んだ。

英国防省によれば、二つの爆弾は最初、陸軍が除去した。地元当局は当時、周辺地域を完全に調査するようアドバイスを受けた。

爆発物の処理を行う企業「ブリムストーン・サイト・インベスティゲーション」が作業の初日に65個の約4.5キロの練習用爆弾と発煙筒を発見した。作業2日目にはさらに90個の練習用爆弾を回収した。

現場ではこれまでのところ、爆弾などの軍需品が174個見つかっている。/Kerren Rodgers
現場ではこれまでのところ、爆弾などの軍需品が174個見つかっている。/Kerren Rodgers

同社によれば、爆弾は第2次世界大戦時にさかのぼるものだという。

地元当局によれば、公園を再開する前に全ての爆弾を発見して処理する必要がある。これまでのところ、174個の爆弾などが見つかっている。

地元議員は公共放送BBCの取材に対し、爆弾が見つかった地域は第2次大戦時、民兵組織の訓練に使われたと伝えられており、戦後に爆弾が埋められたようだと語った。

地元当局によれば、新しい設備を公園に設置する前に、不発弾が完全になくなったことを確認するため、さらなる発掘調査が行われる予定。

2024年2月には英南西部プリマスで500キロの爆弾が見つかり、爆弾の処理に際して住民数千人が避難する出来事があった。

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