ミャンマー地震、建物の倒壊続く 100時間後にがれきの中から男性救出も

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損壊した建物で作業にあたる中国とベラルーシの救助隊=2日、ミャンマー中部マンダレー/Stringer/AFP/Getty Images

損壊した建物で作業にあたる中国とベラルーシの救助隊=2日、ミャンマー中部マンダレー/Stringer/AFP/Getty Images

(CNN) マグニチュード(M)7.7の地震に襲われたミャンマーでは、地震発生から5日が経過しても建物の倒壊が続いており、がれきの中から生存者を救出しようとする救助者にとって危険な状況となっている。

ミャンマーの軍事政権によれば、今回の地震による死者は2700人を超えた。数千人の負傷者が出たほか、行方不明者も数百人単位に上っており、死者数が今後も増加する可能性が高い。

ミャンマーの消防当局は、首都ネピドーでの心温まる瞬間を捉えた動画を公開した。動画には地震発生から100時間以上が経過した後、作業員ががれきの中から男性を救い出す奇跡的な瞬間が捉えられていた。

壊れたコンクリート板の間にできた隙間から救出された男性は疲れていたようだったが周囲から拍手を浴びた。

この前日にもネピドーで62歳の女性も同じようにがれきの中から救出されていた。

人権団体によれば、余震が続くなか、ミャンマーでは構造的に脆弱(ぜいじゃく)な建物が今も倒壊しており、救助活動の危険性が浮き彫りとなっている。

震源地に近い大都市マンダレーでは3月31日、ホテル2軒が倒壊した。

人道支援団体は、特に遠隔地への緊急援助の必要性を訴えている。

今回の地震が発生する前から、4年にわたって続く内戦によって、何百万人もの人々が適切な避難先を得られず、医療や通信のインフラが破壊されていた。

震源地に近いサガイン市では住民が緊急の医療や食料を待っている。

人権団体アムネスティ・インターナショナルが住民3人に話を聞いたところによると、遺体袋や懐中電灯、蚊取り線香などの需要が高まっている。住民によれば、同市をほぼ掌握している軍がマンダレーからサガインに向かう車両に厳しい監視の目を向けているという。

軍事政権は援助を認めると明言しているものの、人権団体からは、ミャンマーの指導層が一部被災地へのアクセスを制限しているとして批判の声が出ている。

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