ゼレンスキー氏、トランプ氏との会談に前向き ローマ教皇葬儀に合わせ
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は23日までに、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀に合わせてトランプ米大統領と会談することに前向きな姿勢を示した。
ゼレンスキー氏は「バチカンで(トランプ氏と会談)できればと思う。我々にはその用意がある」と表明。「米国のパートナーと会談する用意は常にある。常にだ」と強調した。
CNNはホワイトハウスにコメントを求めている。
ゼレンスキー氏はこれに先立ち、自身と妻のオレナ・ゼレンシカ氏が教皇の葬儀に参列することを確認した。
ルビオ米国務長官は18日、進展の兆しが見られない場合、米国はウクライナ戦争の終結に向けた取り組みを「数日以内に」打ち切る可能性があると警告していた。
トランプ氏は同日、ホワイトハウスの大統領執務室でルビオ氏は「正しい」と言及。ただ、追加の説明を求められても米国が協議から離脱する期限は示さず、「具体的な日数ではないが、早急に終わらせたい」と述べるにとどめた。
トランプ氏とゼレンスキー氏が2月に大統領執務室で行った会談は議論が過熱し、激しい応酬に発展していた。