ワクチン接種するくらいなら引退選ぶ、米NFL選手が宣言
(CNN) 米プロフットボールリーグ(NFL)が新型コロナウイルスのワクチン接種に関連した新ルールを公表したことを受け、バッファロー・ビルズのワイドレシーバー、コール・ビーズリー選手(32)が、ワクチン接種を受けるくらいなら引退するとツイートした。
ビーズリー選手は18日、「私はワクチン接種は受けていない」「外に出て自分がやることをやる」とツイッターに投稿。「私は人前に出る。私のことを怖いと思うのなら、近寄らないか、ワクチンを接種すればいい。それだけのことだ。私は新型コロナウイルスのために死ぬかもしれないけれど、本当に生きられないくらいなら死んだ方がいい」と書き込んだ。
これに先立ちNFLが発表した選手やスタッフの行動に関する新ルールでは、ワクチン接種を済ませていれば、検査は2週間に1回で済み、チームの施設内や移動中のマスク着用は義務付けないとした。陽性者と濃厚接触した場合でも隔離は義務付けられない。
一方、ワクチン接種を受けていない選手やスタッフに対しては、1日1回の検査やマスク着用を義務付ける。チーム施設内では引き続き人と距離をあける必要があり、チームメートやスタッフと一緒に食事することは許可しない。移動先で滞在しているホテルから外出することも認めない。
これに対してビーズリー選手は「私は骨折していない脚のための薬は飲まない。それよりも、新型コロナに挑戦することで免疫力を高める。いいものを食べる。水を飲む。運動して、自分が健康でいるために必要だと思うことをする。これは私の経験に基づいて、私が最善だと思った私の選択だ」とツイートし、「もしも私が引退を強要されるなら、そうなればいい」と言い添えた。
NFLからビーズリー選手の発言に対するコメントは出ていない。