10月の米中古住宅販売、前月比2.1%増 ローン金利低下背景に
ニューヨーク(CNNMoney) 米不動産業者協会(NAR)が発表した10月の中古住宅販売件数は季節調整済みの年換算で479万戸と、9月の469万戸から2.1%増加した。
昨年10月の432万戸と比べると11%の増加。470万戸前後とされた専門家らの予想も上回る結果となった。
背景には需要増大や、ローン金利の低下がある。15年、30年ローンの固定金利は先週、過去最低水準を記録した。
NARによると、米北東部が10月末に大型温帯低気圧サンディの被害を受けたにもかかわらず、販売件数は全米で増加した。被災地では今後、数字に影響が現れるとみられる。