米航空会社ランキング、定時到着率はハワイアンが首位
(CNN) 米航空会社のサービスの質を評価する年次報告書の2012年版が8日、発表された。目的地に予定時刻通り到着した率を示す「定時到着率」では、ハワイアン航空がトップだった。
報告書は、米運輸省の統計をもとに、パデュー大学のブレント・ボーウェン航空技術学部長らがまとめた。主要航空会社14社の定時到着率や利用客からの苦情件数、手荷物トラブルの発生率などを比較している。
ハワイアンの定時到着率は93.4%で、11年の92.8%からさらに上昇した。14社中8社が11年より高い数字を記録し、9社が80%を超えるなど、全体として改善傾向にあるようだ。最下位は、エクスプレスジェットとアメリカンの76.9%だった。
手荷物紛失のトラブルが最も少なかったのはヴァージン・アメリカで、手荷物1000個につき0.87個の発生率。最下位はアメリカンイーグルで、1000個中5.80個だった。
利用客からの苦情はサウスウエストが最も少なく、10万人に0.25人の割合だった。最も多かったのは、ユナイテッドの10万人中4.24人だった。