日本のGDP、1~3月期は年率3.5%増

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(CNNMoney) 内閣府が16日発表した2013年1~3月期の国内総生産(GDP)は年率換算で3.5%増だった。季節要因などをのぞいた実質GDPは12年10~12月期と比べて0・9%の増加だった。プラス成長は2四半期連続。昨年は停滞していた日本経済にも回復の兆しが見えつつあるようだ。

日本は、安倍政権が推し進める大胆な金融緩和などを柱とした経済政策「アベノミクス」に期待を寄せている。こうした政策の影響もあり、日本円は米ドルに対して昨年11月以降で約30%下落しており、輸出業に追い風となっている。

市場もこうした流れを好感しており、日経平均は15日、約5年ぶりに1万5000円台を回復した。

アベノミクスは、日本銀行による金融緩和と財政出動、成長戦略の3つを柱としている。第3の矢となる成長戦略では、労働市場の柔軟性の向上や原発の再稼動、女性の活用などを掲げている。

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