リスクに対して積極的?消極的? タイプで異なる「成功」への道
問題解決
上昇志向型の人は、冒険好きで抽象的な思考をしがちなため、目標到達のための多くの選択肢を準備しよう。創造的になり、代替手段についても考慮しよう。
予防志向型の人は、具体的かつ詳細に物事を考えるため、計画は1つに絞りそれを断行しよう。そして、「革新的な方法」や試されたことのない方法よりは、十分に実績のある方法を選ぶ方が良いだろう。
上昇志向型の人にも予防志向型の人にも、成功のチャンスも失敗の落とし穴もある。
そして、どちらのタイプでも、組織や家庭に貢献できる。我が家では、上昇志向型の夫が夢のようなバケーションの計画を立て、私はパスポートを忘れないことなど予防志向型の役目を引き受けている。
上昇志向型でも予防志向型でも、それぞれの特性を生かせれば、仕事でも私生活でも成功し幸せになれる。自分の長所を生かし、有意義なアドバイスでも、自分に合わなければ割り引いて聞くことなどを忘れなければ良いのだ。
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本記事は、米コロンビア大学モチベーション科学研究所のアソシエートディレクターであるハイジ・グラント・ハルボアソン博士によるものです。