投資・低金利・税金対策――2014年の家計戦略は
米資産運用大手のTロウ・プライスのジュディス・ワード氏は「好調な種類株を売却するのは直感的に納得できないかもしれないが、勢いに任せていたところで、値下がりした場合には、より大きな損失を被ることになる」との見方を示す。
2.明細を頻繁にチェックするのは止めるべし
いったん最適な投資配分を見つけたら、そのまま放っておこう。資産は何十年にもわたる貯蓄によって築きあげるものであり、市況変動による短期的な損益よりも、長期的な収入の方が重要だ。
米金融大手シティグループの富裕層向け資産運用部門のジョナサン・クレメンツ氏は「投資信託を買う際は、何年も保有し続けるつもりで購入するものだ。それにもかかわらず、毎日のように口座を見てしまう」と話す。同氏は、もし本当に30年先の退職後を見据えて貯蓄しているのならば、そんなことをしても意味がないという。
3.低金利を利用するべし
持ち家を買ったり、毎月のローン返済額を減らしたければ、今すぐ動こう。