投資・低金利・税金対策――2014年の家計戦略は
ニューヨーク(CNNMoney) 2014年を迎えるにあたり、家計戦略を練り直すという人も多いだろう。米資産運用大手フィデリティ・インベストメンツの調査によると、家計のやりくりを念頭においている人のうち54%が貯蓄を増やすことを考えており、最有力の選択肢となっている。
もちろん貯金を増やすのは良い考えだが、他にも手はありそうだ。今回は2014年に重要になるであろう家計戦略4選を紹介する。
1.リスクの高すぎる投資は避けるべし
2013年の株式市場は好調だった。13年当初よりも多額の資産を株に投入している人も多いだろう。年齢やリスク耐性を考慮した上でポートフォリオを組みかえるには、今が良い機会だ。投資の内訳を見直してみよう。
経験則として1つ言えることがある。資産の中からどのくらいの割合を株式投資に回せそうか判断するには、120から年齢分を差し引けばいい。
例えば、50歳の人であれば、資産の70%まで株式投資に振りわけることができそうだ。