北京モーターショー盛況、各社が新モデル発表

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新モデルを発表したロールスロイスのエトベシュCEO

新モデルを発表したロールスロイスのエトベシュCEO

(CNN) 世界の自動車メーカーが参加する自動車展示会「北京国際モーターショー」が20日から10日間の予定で開催され、盛況となっている。

会場にはスーパーカーや高級セダン、環境配慮型の「グリーンカー」など計1000台以上が展示された。

コンサルティング大手マッキンゼーの統計によると、中国は高級車市場は早ければ2016年にも米国を超えて、世界最大規模に成長する可能性がある。世界の自動車メーカーがこの市場を狙い、しのぎを削っている。

英高級車メーカー、ロールスロイスは今年、中国の3カ所に新たな販売店を開く。エトベシュ最高経営責任者(CEO)はモーターショーの会場で「中国はわが社にとって米国と並ぶ主要市場。昨年の世界販売台数の4分の1を占めた」と強調した。

同社は会場で、旗艦モデル「ファントム」のオーダーメード仕様車「ピナクル・トラベル」を初公開した。

仏スポーツカーメーカー、ブガッティは、スーパーカー「ヴェイロン」の特別仕様車「ブラック・べス」を出展。戦前の伝説的モデル、タイプ18をモチーフにした3台限定生産のモデルで、価格は361万ドルだ。

会場の中国国際展示センターは北京市街から離れているが、警察は1日当たり12万人の来場を予想している。

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