「感覚隔絶」ヘルメットでストレス解消、エアバスが特許出願

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「感覚隔絶」ヘルメットでストレス解消、エアバスが特許出願

「感覚隔絶」ヘルメットでストレス解消、エアバスが特許出願

(CNN) 欧州の航空機メーカー、エアバスは乗客の不満解消につなげる狙いで、視覚や音声、嗅覚をコントロールするヘルメット型装置の特許を出願した。

この装置はフランスの発明家が考案したもので、音声や映像を目や耳に直接届けたり、鼻に「におい物質」を吹き付けたりすることによって乗客を「感覚的に孤立」させ、退屈さやストレスの解消につなげる仕組み。

この隔絶感のおかげで、例えば音楽を聴いたり映画を見たりといった通常の娯楽よりも高い効果が見込めるという。

また、乱気流に巻き込まれたりした場合に小型エアバッグを展開し、けがを防ぐ仕組みも搭載する。

ヘルメットはヘッドレストに組み込んでリモコンで操作でき、座席前のテーブルには仮想現実キーボードを投影して、食事中でも電子メールの操作ができるようにする。

近い将来、このヘルメットが導入される予定があるのかどうかは不明。だだ、エアバスが先に特許を出願したサドル式の座席と同様、実現したとしてもかなり先になると思われる。

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