シンガポール・チャンギ空港の新施設が着工 18年完成へ
入り口ごとにそれぞれ個性のある4つの庭園が設けられる。「ノースゲートウエー(北口)・ガーデン」には、外の旧駐車場から街路樹を持ち込む。最上階の「キャノピー(天蓋)パーク」は約1万3000平方メートルの広い面積に庭園や散歩道、公園、レストランなどを配置。同担当者によれば、「家族や友人たちとのんびり楽しめる場所」になるという。
130室のホテルは、世界に展開するホテルチェーン、ヨーテルが運営する。
チケット発券と搭乗券の受け取り、手荷物の移動などができるラウンジや、アーリー・チェックインの手続きカウンターも設ける。
ジュエルに先立ち、17年には第4ターミナルが完成する。空港の全ターミナルと地下鉄網をつなぐ路線も新たに整備される予定だ。
チャンギ空港は長年にわたり、さまざまなランキングで世界最高レベルの空港と評価されてきた。昨年の利用者数は5370万人に上った。