米ハーバード大の合格率 過去最低の5.3%に
ニューヨーク(CNNMoney) 米ハーバード大学の広報担当者は3日までに、今年の合格率が昨年の5.9%を下回る5.3%となり、過去最低になったことを明らかにした。
低合格率の背景には、応募者数の増加がある。今年は約2000人の枠に対して、過去最多の3万7307人が応募した。昨年の応募者数は3万4295人だった。
同様に、スタンフォード大学、プリンストン大学、ペンシルベニア大学、ブラウン大学、コロンビア大学などのトップ校でも応募者数は軒並み増加傾向にある。スタンフォード大学の合格率は5%、コロンビア大学は6.1%、プリンストン大学は6.9%となっている。
ハーバード大学によれば、男性の応募者数の方が多いことを反映して合格者の52%は男性となっている。また応募者の21%がアジア系、13.3%が中南米系、12.1%がアフリカ系だった。また、応募者のうち約3200人は高校で最優等にランクされていた。
プリンストン大学では応募者の41%がGPA評定で最高の4.0を所持。合格者の49%が白人以外で、61%は公立高校の出身。
ペンシルベニア大学では、合格者の13%は家族内で初の大学進学者となっており、また45%がマイノリティー出身だという。