外国製銃弾の輸入が50%増、発砲事件多発で需要増加か 米

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ニューヨーク(CNNMoney) 米国による外国製弾薬の輸入量が今年5月までの1年間に前年同期比で48.9%増加したことが10日までにわかった。米国内で多発する銃暴力事件などを受け米国民の銃調達が激増していることを反映しているとみられる。

米国では銃乱射事件が起きるたびに、自衛意識の高まりやより厳格な銃規制を見越して銃販売が増加する傾向が顕著になっていた。

外国製弾薬の輸入実績は、船荷書類のデータ整理などで国際貿易の動向を追う市場調査企業Panjivaがまとめた。今回の統計には米国への陸路輸送分は含まれていない。

英国に拠点がある同社によると、米国向けの弾薬の輸出国は上位順にイタリア、ペルー、セルビア、韓国やスペインとなっている。

この中で輸出量が最多なのはイタリア・ミラン近くに本拠がある弾薬製造企業「フィオッキ・ムニチオーニ」。これに次ぐのはペルーの首都リマの「インドゥストリアイ・スルキーヨ」とセルビアの「プリビ・パルチザン」など。

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