ネスレ、チョコの砂糖4割カットへ 粒子を空洞化する新製法
飲料大手のペプシコは10月、飲みきりサイズの飲料の3分の2で砂糖の量を減らし、2025年までに100キロカロリー以下に抑える計画を明らかにした(現時点で100キロカロリー以下の製品は4割に満たない)。
世界各国でいわゆる「砂糖税」や砂糖を加えた清涼飲料を対象とした「ソーダ税」導入の動きが出ていることも、企業側が対策を急ぐ理由の1つだ。
メキシコでは14年にソーダ税が導入されて以降、砂糖を加えた飲料の売り上げが減ったとの研究がある。またこの政策が、2型糖尿病や脳卒中、心臓発作の減少につながるとも見込まれている。
英国は18年にソーダ税の導入を計画。米国内の一部の都市も導入に向けて動いている。