英ダイソン、20年までに電気自動車を発売へ 3千億円投資
ニューヨーク(CNNMoney) 掃除機やドライヤーなどで知られる英ダイソンが20億ポンド(約3000億円)を投じ、2020年までに電気自動車を発売する方針であることが28日までに分かった。
ダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏はこのほど、従業員へのメールで、同社がバッテリー式の電気自動車の開発に着手したことを明らかにした。
今回のプロジェクトにはダイソンのエンジニアなど400人あまりが参加しているという。
ダイソンによれば、同社は数年前から、新しいバッテリー技術の開発を進めてきた。1990年以降、モーターやバッテリー、その他の中核的なテクノロジーに数十億ポンドの投資を行ってきたという。
どのような種類の車両を製造する計画なのかや、どこで入手できるのかについては明らかにしていない。
電気自動車市場には、すでに多くのメーカーが参入している。ダイソンは今後、世界で最も売れている電気自動車である日産の「リーフ」をはじめ、米ゼネラル・モーターズの「シボレー・ボルト」や米テスラの「モデル3」などと競争することになりそうだ。