中国の「ごみ輸入禁止」、リサイクル業界に変革促すか

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中国も、欧州諸国を含む他の国も、新しい材料へのリサイクルが可能な高品質スクラップ素材の買い取りは今後も続ける意向。中国が輸入を禁止するのは、汚染の原因になりやすい低品質素材に限られる。

インドやインドネシア、ベトナム、ドイツ、オランダのように、英国のごみの一部を買い取ると表明した国もある。ただし、買い取り価格は安く、全量の買い取りは行わない。

質の低いリサイクル素材を中国へ輸送できなくなった以上、英国のリサイクル業界が変わらなければならないとエリン氏は言う。

「いずれ他国も中国に続き、同様の品質基準導入に目を向けることは避けられない。従って、我々の素材の品質を向上させる必要がある」(エリン氏)

中国の輸入禁止を同氏は前向きに評価し、このおかげで、製品の開発から自治体のごみ収集、ごみを仕分けしてリサイクルする業者に至るまで、サプライチェーン全体が変化を強いられると話している。

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