スーパーのイチゴに針混入、9月に続き発生 NZ
(CNN) ニュージーランドのスーパーマーケットで、イチゴの容器に針が混入しているのが見つかった。この種の事件は9月にも発生。また隣国のオーストラリアでも、全土でイチゴなどの果物に針が混入される事件が続発していた。
地元警察がCNNに語ったところによると、今回針が見つかったのは24日朝。ニュージーランド南島の都市クライストチャーチから南西へ約138キロに位置するジェラルディンのスーパーマーケットで売られていたイチゴの容器の中だった。
政府は地元メディアに対し、針を発見した人にけがはなかったと説明。店は「予防措置」としてすべての果物を棚から撤去したという。
警察が事件を捜査しているが、針を入れられたイチゴがニュージーランド産なのかオーストラリアからの輸入物なのかは明らかになっていない。
ニュージーランドでは今年9月にも、スーパーマーケットで売られていた西オーストラリア産のイチゴの容器から針が見つかり、同ブランドのイチゴを撤去する措置をとっていた。
オーストラリア全土で相次いだ針の混入については、今月に入り、北東部クイーンズランド州の警察が事件に関与した疑いで50歳の女1人を逮捕したと発表した。