アラスカ航空機、目的地目前で緊急着陸 乗客が喫煙試みる

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乗客の1人が繰り返し、たばこに火をつけようとしたため、アラスカ航空機が緊急着陸を余儀なくされた/David McNew/Getty Images North America/Getty Images

乗客の1人が繰り返し、たばこに火をつけようとしたため、アラスカ航空機が緊急着陸を余儀なくされた/David McNew/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米アラスカ航空の夜行便が、機内でたばこに火をつけようとした乗客のために緊急着陸を強いられる出来事があった。

この便は10日未明、サンフランシスコからフィラデルフィアへ向かっていた。

飛行中に乗客の1人が規則に反してたばこに火を付けようとしたため、乗務員が注意した。本人はこれに従わず、再び点火を試みた。

アラスカ航空がCNNに語ったところによると、同機はフィラデルフィア到着予定の約1時間前、現地時間の同日午前4時22分にシカゴのオヘア空港に緊急着陸した。

喫煙しようとした乗客が攻撃的な態度を示したため、シカゴ警察に出動要請があった。

この人物は機外へ誘導されたが、処罰を受けるかどうかは不明。連邦航空局(FAA)が違反行為の詳細を調査中とされるが、警察や連邦捜査局(FBI)は身柄を拘束していないという。

同機は燃料補給が必要になり、目的地到着が1時間遅れた。

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