在米NZ大使館のトイレに隠しカメラ 元駐在官の裁判

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在米大使館のトイレに隠しカメラを仕掛けたとして起訴されたキーティング被告/New Zealand Embassy - Washington, D.C.

在米大使館のトイレに隠しカメラを仕掛けたとして起訴されたキーティング被告/New Zealand Embassy - Washington, D.C.

(CNN) 在米ニュージーランド大使館に駐在していた同国の海軍幹部が、館内の男女共用トイレに隠しカメラを設置していたとして起訴された裁判が、同国北部オークランドの裁判所で始まった。

検察側が8日の公判で冒頭陳述を行った。

法廷文書によると、在米大使館で2017年7月、トイレの空調ダクト内に仕掛けられていたカメラが床に落ちて発見された。カメラの土台にはほこりが積もり、何カ月も前から設置されていたことがうかがえた。

当時海軍准将だったアルフレッド・キーティング被告が、盗み撮りを図った罪で起訴されている。罪状認否では無罪を主張したが、有罪となれば禁錮1年半の刑を言い渡される可能性がある。

カメラに挿入されていたSDカードから、キーティング被告のDNAが検出されたという。

被告は当時、米国内での免責特権を認められていた。すでに海軍には所属していない。

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