「警官は出て行って」、従業員の対応にスターバックスが謝罪 米

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米アリゾナ州にあるスターバックスの店舗で、コーヒーを飲もうと入店した警察官6人が退店を求められた/JUSTIN TALLIS/AFP/AFP/Getty Images

米アリゾナ州にあるスターバックスの店舗で、コーヒーを飲もうと入店した警察官6人が退店を求められた/JUSTIN TALLIS/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 米アリゾナ州にあるスターバックスのチェーン店で、コーヒーを飲もうと入店した警察官6人が店を出て行くよう求められる出来事があり、スターバックス本社が警察に謝罪した。

同州テンペ警官組合の5日の声明によると、6人は米独立記念日の4日、コーヒーを飲もうとスターバックスに入店した。ところがバリスタから、警官がいると客が不安を感じるという理由で、店を出ていくよう求められたという。

「バリスタは警官に対し、客の視線から外れるか、退店するよう求めた」と組合は説明、6人は「がっかりして」店を出たとしている。「残念ながら、2019年にはそうした対応があまりに一般的になった」とも言い添えた。

この声明を発表する数時間前、同組合はスターバックスのロゴに手を加えて「Dump Starbucks(スターバックスを捨てろ)」の文字と、コーヒーを捨てる手をあしらった画像をフェイスブックとツイッターに掲載。「退店を求められた警官のうち数人は、この国のために戦った退役軍人だった」と書き込んでいた。

この画像はフェイスブックからは削除されたが、ツイッターには今も残っている。

スターバックスのロッサン・ウィリアムズ執行副社長は6日に声明を発表し、「我々のパートナー(従業員)は敬意と尊厳をもって(警官たちを)歓迎すべきでした。ところが歓迎も尊敬もされないと感じさせてしまいました。これは一切容認できません」と強調した。

その上で、「我々のパートナーはあなた方を頼りにしており、我々の店と地域社会の安全を守ってくれるあなた方を歓迎します」「スターバックスでは、今後こうしたことが2度と起きないよう、対策に乗り出しました」と述べている。

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