ディズニー、昨年の興収10億ドル突破は7作品 スター・ウォーズ新作も
ニューヨーク(CNN Business) 人気SF映画「スター・ウォーズ」の最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の世界市場での興行収入が10億ドル(約1100億円)を突破したことが分かった。ウォルト・ディズニー・スタジオが15日明らかにした。ディズニーにとっては2019年に公開した映画の中で興収10億ドルを突破した作品の7作目となった。
スカイウォーカーの夜明けが興収10億ドルを突破したのは1月14日。公開から28日目の達成となった。
このほか、興収10億ドルを突破したのは、マーベルのスーパーヒーロー映画「キャプテン・マーベル」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」、実写版の「アラジン」「ライオン・キング」、ピクサーの「トイ・ストーリー4」、ディズニー・アニメーションの「アナと雪の女王2」。
スカイウォーカーの夜明けは12月20日に公開され、初週に北米市場で1億7700万ドルの興収をあげた。これは、2019年に公開された作品の中で3番目に高い成績だった。ただ、シリーズ前作にあたる2本の「フォースの覚醒」(2015年)と「最後のジェダイ」(2017年)の数字よりは下回った。
ディズニーは2019年、世界市場で110億ドルを超える興収をあげた。この数字は、ディズニー自身が2016年に達成した過去最高の76億ドルを大きく上回った。
スター・ウォーズシリーズの次の新作は2022年以降に公開される見通し。