米ディズニー、アイガーCEOが退任 後任にチャペック氏

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米ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が退任/Drew Angerer/Getty Images

米ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が退任/Drew Angerer/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ウォルト・ディズニーの取締役会は25日、ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が退任したと発表した。

新CEOにはボブ・チャペック氏が昇格する。同氏は直近でテーマパーク部門のトップを務めている。

アイガー氏は執行会長として、2021年末の契約満了までクリエーティブ分野の取り組みを統括する。

アイガー氏は声明で「消費者に直接届ける各種のビジネスを首尾よく立ち上げ、21世紀フォックスの映画部門の買収もうまくいっている。新たなCEOへの引継ぎには最適のタイミングだと確信する」と強調。チャペック氏に対しては「最大級の信頼を寄せている」と述べた。

アイガー氏は05年、マイケル・アイズナー氏の後を継いでディズニーのCEOに就任した。在任中はマーベル・スタジオ、ピクサー、ルーカスフィルムといった映画スタジオを相次いで買収。いずれのスタジオからも興行収入の記録を塗り替えるヒット作を生み出した。

最近では「ディズニー+(プラス)」で動画配信サービスに参入。専門番組を提供して配信大手のネットフリックスと競い合っている。

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