国防総省前で車の爆破を図った疑い、男を逮捕
ワシントン(CNN) 米首都ワシントンの国防総省付近で車を爆発させようとしたとして、アーカンソー州在住の男(19)が逮捕された。
調べによると、男は24日、国防総省前の駐車場で車のガソリンタンクに布切れを押し込み、ライターを持って立っていた。近付いた警官に対して「この車を爆破しようと思った」と語った。
車の所有者は、容疑者と面識のない現役の軍人だったとされる。
警官が制止して拘束しようとすると、容疑者は駐車場を出てアーリントン国立墓地に逃げ込んだ。その場で逮捕された際、「自爆しようとしただけ」とも話したという。
容疑者は25日午後、バージニア州の連邦裁判所に初出廷した。次回の出廷は27日午後。裁判で有罪となった場合、禁錮5~20年の刑を言い渡される可能性がある。