中国・広州市のマクドナルド、「黒人の入店禁止」の看板で謝罪
ニューヨーク(CNN Business) 中国・広州市にあるマクドナルドが、黒人の入店を禁止する貼り紙をしたとして謝罪した。
SNSで先ごろ拡散した画像によれば、中国の広州市にあるマクドナルドで、「今後、黒人を入店させることは許されないと知らされた」との看板が出ている。
マクドナルドは声明で、この看板について、自社の価値観を反映したものではないとしている。看板は撤去され、店舗は一時閉鎖された。CNNは看板を撮影した動画の信ぴょう性を確認できていない。
広州市では、黒人の人々と地元住民との間で緊張が高まっている。中国当局は先ごろ新型コロナウイルスが持ち込まれる件数が上昇しているとの警告を発し、このことが外国人嫌悪の感情をかきたてている。
マクドナルドは一時閉鎖の機会を利用して、営業を行っている地域社会のメンバー全員にサービスを提供するといった価値観について社員教育を行うとしている。
Again, for those who still doubt that Black people and particularly #AfricansinChina are being targeted we feel it is our duty to share this. A sign at a @McDonalds restaurant seems to make this perfectly clear pic.twitter.com/FaveKrdQHi
— Black Livity China (@BlackLivityCN) April 11, 2020