軽く使われた返品シューズ、値引きして再販 米ナイキ
ナイキは2025年までに温室効果ガスの7割削減を打ち出している。さらに、最終製品から出る廃棄物で修復や再利用、寄付ができるものを同時期に10倍増やす目標も掲げている。
12日発表の取り組みでは、購入後60日以内に返品された靴が磨き直されて店頭に並ぶ対象となる。再販に適していると判断されたら店舗に送られ、靴のタイプや状態に応じて割引価格を設定。店舗の特別なセクションに陳列される。再販に適していない場合は寄付されるか、靴としての利用が難しいものはリサイクル素材となる。
対象となるのは「ヴェイパーマックス」「エアマックス」「リアクト」など男性用、女性用の様々な靴。夏までには子ども用シューズも対象になる予定だ。