印航空当局、パイロットと客室乗務員の香水使用禁止を提案

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インドの民間航空総局(DGCA)が、パイロットと客室乗務員の香水使用禁止を提案している/T. Narayan/Bloomberg/Getty Images/File

インドの民間航空総局(DGCA)が、パイロットと客室乗務員の香水使用禁止を提案している/T. Narayan/Bloomberg/Getty Images/File

(CNN) インドの航空業界を管轄する民間航空総局(DGCA)はこのほど、アルコール摂取に関する規約の改訂を提案した。呼気アルコール濃度測定器に反応する恐れがあるとの理由からパイロットらにはアルコール飲料の摂取やマウスウォッシュの使用を認めないとするのが従来の指針だったが、今回の提案では新たに香水の使用禁止も盛り込まれている。

指針には「乗員はいかなる薬物、製剤も摂取してはならないものとする。またマウスウォッシュ、トゥースジェル、香水といったアルコールを含む製品も一切使用してはならないものとする。これらは呼気アルコール濃度測定器で陽性反応が出る可能性がある」と記されている。

続けて、薬を服用するような治療を受けている乗員については、会社の医師の診断を受けた後で搭乗を割り当てられるものとすると規定している。

香水は微量のアルコールを含む可能性があるが、香水の体への使用により呼気アルコール検査で偽の陽性反応が出るかどうかは不明。

DGCAが定める公式の安全要件は2015年8月に承認された。上記の追加提案は今月5日までパブリックコメントにかけられる。

パイロットが酒に酔った状態で搭乗する事案は、時に航空業界で問題として浮上している。

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