注目のアイソン彗星、壮大な天体ショーは期待できる?

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ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたアイソン彗星の姿=NASA/ESA提供

ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたアイソン彗星の姿=NASA/ESA提供

(CNN) 一部で「世紀の彗星」とも呼ばれる「アイソン彗星(すいせい)」が太陽に近付いている。過去50年に出現した彗星の中でも最大級の明るさになるかもしれないという注目の彗星。太陽に最接近する11月に備えて基礎知識を紹介する。

名称

アイソン彗星はロシアの2人の天文学者が2012年9月に発見し、その2人が所属する宇宙天体観測の国際団体「International Scientific Optical Network」の頭文字を取ってISON(アイソン)と命名された。

大きさ

ハッブル宇宙望遠鏡が4月にとらえた写真から判断すると、核の大きさは直径4.8~6.4キロ程度。核の周囲を取り巻く「コマ」とよばれる部分の直径は推定約5000キロと、オーストラリア大陸の幅の約1.2倍に達すると推定される。彗星の尾の長さは地球の円周の2倍強の9万キロ以上あり、同望遠鏡の視野には収まり切らないという。

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