強盗事件から12年、食料品店に届けられた謝罪の手紙
不審に思ったウーさんは、封筒を弁護士事務所へ持っていった。中には400ドル(約4万円)の現金と、手書きの手紙が入っていた。誤字交じりの手紙は「私は薬物中毒者です」という文で始まり、自分が12歳の時に犯した強盗の罪を店主に謝りたいと書かれていた。
ウーさんらは手紙の画像をインターネットのツイッターやインスタグラムに掲載し、「匿名の差出人に、私たちはすべを許し、手紙をありがとうと伝えたい。お金のことはもういい。それよりも君の行為に心を打たれた。君が平穏で豊かな人生を送ることを祈る」とコメントを添えた。
手紙を届けた人物の容ぼうについて、ウーさんは「本人が匿名を希望している以上、あまり詳しく話すつもりはない」という。「罪を告白して謝罪するのは勇気ある行動だと思う。もしこれを読んで話がしたいと思ったら、いつでも訪ねてきてほしい」と呼び掛けている。