スペースX、通信衛星の打ち上げに成功

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ロケット打上げの様子

(CNN) 米民間宇宙開発企業スペースXは米東部時間3日午後5時41分(日本時間4日午前7時41分)、米フロリダ州のケープカナベラル基地から、通信衛星「SES―8」を載せたロケット「ファルコン9」を打ち上げた。

同社が衛星を静止トランスファー軌道に投入するのは初めてで、「これまでで最も困難なミッション」と位置付けられていた。

SES―8は重さ約3.2トン。上空約8万キロメートルの軌道上で南アジアやアジア太平洋地域からの信号を中継する。

打ち上げは当初11月25日に予定していたが、液体酸素システムの数字に問題があるとして中止。同28日に改めて計画したものの、エンジン点火装置の不具合を理由に再び中止した。スペースXの創業者イーロン・マスク氏は「(ミスするよりは)こだわり過ぎる方がいい」と語った。

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