火星を歩く宇宙服開発、「中世の騎士」参考
アウーダXは耐久性はもちろんのこと、コンピュータ化に力点を置いて開発が進められている。
博士によれば、「さまざまな機器の中核として」機能することを念頭に置いているのが特徴だという。宇宙服を通して地上探査車の操縦や、外部のセンサーやその他の機器の制御を行うことができるという。
アウーダXは管制塔としての役割も果たす。「酸素が足りなくなりそうだ、気をつけて」だとか「次の目標は2キロメートル先」など声をかけてくれるという。
また、着たままで飲食できる装置もついているほか、鼻がかゆくなったら手を使わずにかける工夫なども盛り込まれている。