虹の中を進む米空母、太平洋で撮影成功

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空母の甲板上に虹がかかった=SPC Ignacio D. Perez./U.S. Navy提供

空母の甲板上に虹がかかった=SPC Ignacio D. Perez./U.S. Navy提供

(CNN) 米海軍のカメラマンが5日までに、太平洋を航行する空母が甲板上に出現した「虹」の中を突き進む珍しい写真の撮影に成功した。

広報担当の兵士でもある21歳のカメラマンは電子メールで、空母「ジョン・C・ステニス」の甲板前方に、霧状の雲が崩れた後、虹が現れ始めたのは現地時間の3日午前10時半ごろと説明。

甲板上で5000メートルのランニング訓練中だったが、艦船が虹の近くを通過するのはめったにないと判断し、興奮しながらも即座に撮影に入ったという。

カメラマンの海軍従軍歴は3年で、艦船勤務はステニスが初めてだった。普段は同空母上で艦載機の離着陸などの作戦遂行の模様を撮影しているという。2013年には写真撮影の功績で海軍から表彰されたこともある。

ステニスの重量は約11万5000トンで、全長は約335メートル。

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