地球に似た「いとこ」惑星を発見 NASA
NASA研究者のジョン・ジェンキンズ氏によれば、「大気があることはほぼ確実」だが、成分は分かっていない。ただ、地球より濃い大気や活火山が存在している可能性が大きいという。
恒星の周りを公転する周期は385日と、地球の365日に近い。誕生したのは60億年前と推定され、「生命の存在に必要な成分や条件がすべてそろっていたとすると、生命が生まれる可能性は相当高い」とジェンキンズ氏は指摘する。
ケプラーは生命が存在できる惑星を探す目的で2009年に打ち上げられた。これまでの発見の中では、約500光年の距離にある「ケプラー186f」が最も地球に近いと思われていたが、186fは地球のほぼ10倍の大きさがあり、恒星から届くエネルギーは地球の3分の1程度にとどまる。