ホッキョクグマが測候所を包囲、調査団が缶詰めに ロシア
(CNN) ロシア北部の北極海に浮かぶバイガチ島で、気象観測を行っていた調査団がホッキョクグマ5頭に包囲され、身動きが取れなくなっている。
世界自然保護基金(WWF)ロシア支部によると、同島にある観測基地の周りに5頭のクマがすみついて、気象専門家2人と技術者1人で構成する調査団が、建物から出られなくなった。
調査団は火をたくなどして追い払おうとしたが、クマたちがひるむ様子はなかった。
建物の周りに囲いはなく、ほかに武器になりそうな物も、クマを追い払うために使えそうな道具もないという。