こんなに簡単、食生活を改善するための意外なポイント
(CNN) 健康的な食生活の秘訣(ひけつ)は意外に簡単だ。食品のラベルを読んだり、カロリー計算をするよりもまず、自分の食習慣を振り返ってみよう。
ある調査によると、人はある習慣に慣れすぎると、それを行っていることをほとんど意識しなくなるという。間食が習慣化し、無意識に食べるようになると厄介だ。
実際、ある作業が習慣化すると脳は基本的に活動を停止する。そう語るのは「Mindless Eating:Why We Eat More Than We Think(邦題:そのひとクチがブタのもと)」という著書を持つブライアン・ワンシンク氏だ。
「習慣は無意識化してしまう(中略)環境は良い習慣を促進するが、逆に悪い習慣も促進する」(ワンシンク氏)
そこで重要なのは、良い食習慣を作り、それを忠実に実行することだ。しかし、これは決して意志の力のみに頼るということではない。必要なのは環境を変えることだ。
「普段歩く場所から約1メートル以内のカウンターの上にフルーツの入った器を置いておくだけで、フルーツを食べる量は大幅に増え、何もしない場合と比べ約7割も増加する」とワンシンク氏は語る。