10代の肥満、幼少時の夜更かしで確率2倍に 米調査

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睡眠不足がもたらす身体への悪影響は、成長後も続く可能性があることが示された

睡眠不足がもたらす身体への悪影響は、成長後も続く可能性があることが示された

(CNN) 幼少時に夜更かししていた子どもが10代で肥満になっている確率は、早寝していた子どもの2倍に上るという研究結果が小児科学会誌の今月号に発表された。

子どもが十分な睡眠を取らないと肥満になりやすいといった健康リスクは以前から指摘されていたが、今回の調査では、そうした悪影響が成長してからも続く可能性があることが示された。

研究チームは子ども977人について就学前から青年期までの健康状態を追跡調査した統計を分析し、4歳半前後だった時の就寝時間と身長、体重、体格指数(BMI)などのデータを、15歳前後になった時のデータと比較した。

その結果、就学前の時点で午後8時までに就寝していた子どもが10代になった時の肥満率は10%だったのに対し、就学前の就寝時間が9時以降だった子どもは10代になると23%の割合で肥満になっていることが分かった。8時~9時の間に就寝していた子どもの肥満率は16%だった。

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