「組分け帽子」にそっくり? 新種のクモ、ハリポタから命名
(CNN) インドの科学者らが発見した新種のクモに、人気ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズにちなんだ名前が付けられて注目を集めている。
シリーズの舞台、ホグワーツ魔法魔術学校で新入生が入る寮を振り分ける「組分け帽子」。クモは三角形の体がこの帽子に似ている。
そこで「トガリオニグモ属」という分類を示す「Eriovixia」に、帽子のもともとの持ち主だったホグワーツ創設者の1人で、主人公ハリー・ポッターが振り分けられた寮の名前にもなっているグリフィンドールから名を借りて「gryffindori」と続けた学名が決まったという。
シリーズの作者、J・K・ローリングさんはこれを受け、「本当に光栄です!」とツイートした。
インドのクモ研究専門誌IJAには、名前の紹介とともに「小型でなぞめいた夜行性のクモで、日中は枯れ葉の中に紛れている」という説明が掲載された。