成体で歯失う恐竜の化石、鳥類がくちばしを持つ理由解明か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リムサウルスの成体の化石(左)と幼体の化石。幼体の化石には歯が見える

リムサウルスの成体の化石(左)と幼体の化石。幼体の化石には歯が見える

アヒルのようなくちばしをもつカモノハシや一部の魚類、両生類の中には、成長すると歯がなくなる種も存在する。しかしワン氏によれば、爬虫類(はちゅうるい)や恐竜の化石にそうした現象が見つかったのは初めてだという。

リムサウルスの化石が見つかったくぼみは深さ1~2メートルほどあり、マメンチサウルスのような巨大恐竜が火山灰に覆われた大地を歩いた時にできた足跡の可能性があるという。

ジョージワシントン大学のジェームズ・クラーク教授は今回の発見について、恐竜の子孫と考えられている鳥類がくちばしを持つようになった経緯を解く手がかりになるかもしれないと解説している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「サイエンス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]