米国人の平均余命、78.8歳に 22年ぶりに縮小

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シニア向けのエクササイズに参加する人々

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(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は8日、米国人の2015年の平均余命が前年より0.1歳縮んで78.8歳になったと発表した。平均余命が短くなったのは1993年以来、22年ぶり。特定の層に限らず、全体的に縮む傾向がみられた。

平均余命は女性が81.2歳、男性が76.3歳。いずれも2014年より短い。

65歳時の平均余命は19.4年で前年と変わらず、女性は20.6年、男性は18年だった。

米国人の10大死因にも大きな変化はなく、2015年は全体の74.2%を占めた。男女とも依然として心疾患とがんが群を抜いて多い。年齢調整死亡率では心疾患、慢性下部呼吸器疾患、不慮の外傷、脳卒中、アルツハイマー病、糖尿病、腎臓病、自殺の8大死因が増加し、がんは減少。インフルエンザと肺炎はそれほど変動はなかった。

乳児死亡率は2014年が10万人中582.1人、2015年は589.5人だった。「統計的に重要な変化ではない」とCDCは説明している。

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