米国防総省のUFO研究、地球外生命の証拠「確信」と元責任者
軍のパイロットが2004年に遭遇した謎の体験の記録映像も調査対象の1つだった。この時のパイロットの1人で、元兵士のデービッド・フレバー氏はCNNの取材に対し、全長40フィート(約12メートル)の物体が高速で方向転換しながら飛行する様子を目撃したと話している。
一方、納税者団体の関係者は18日に放送されたCNNの番組の中で、「UFO研究に2200万ドル(約25億円)を費やすなど正気の沙汰ではない」と述べ、現時点でUFO研究は、国家安全保障上の優先課題ではないと力説した。
プロジェクトの立ち上げにかかわったネバダ州出身のハリー・リード元上院議員は同日声明を発表し、「このプログラムの成果として浮上した真剣な科学的疑問を政治の材料とすることは馬鹿げており、非生産的だ」と批判している。