古代ローマの子どももビタミンD不足、遺骨分析で判明 2018.08.25 Sat posted at 11:20 JST Tweet 古代ローマ時代の育児のイメージ図/Historic England 古代ローマ帝国には日照時間の長い地中海沿岸部も含まれていたが、くる病は北の地域に住む子どもたちにより多くみられた。 地中海沿岸でも、この時代に港町として栄えたローマ近郊のオスティア付近だけは、くる病の子どもが多かったようだ。 オスティアでは当時、人口が急増し、アパートのような共同住宅がひしめき合うように建てられた。部屋の窓も小さく、子どもたちが十分な日光を浴びられなかったのかもしれないと、研究者は話している。 1 2