中学校の池にワニがいた 捨てられたペット? 米ミシガン州
(CNN) 米ミシガン州テンプランスにある中学校で、敷地内の池にワニが出没する騒ぎがあり、専門家によって捕獲された。
CNN系列局のWTVGによると、ベドフォード中学校の敷地内にある池で19日、教員が1匹のワニを目撃した。
池にいたのは体長約90センチのミシシッピワニ。学校は24時間かけて池の水を抜き、専門家が20日に捕獲した。
同校は生徒や教職員に対し、ワニが捕獲されるまで池に近付かないよう呼びかけていた。
ワニがいたのはバイオロジー・ポンドと呼ばれる池で、中学生や高校生が授業で学習のために利用していたという。
この池にどうやってワニがやって来たのかは不明だが、近隣の動物園のジョー・ガーベリック園長はWTVGの取材に対し、ペットだった可能性が大きいと指摘。「逃げ出したか誰かが放したかのどちらかだろう」と推測している。
ガーベリック園長はこれまでにも同じ池でカミツキガメやフクロウやタカを捕獲したことがあるという。「しかしワニは初めてだった」と話している。
ワニは近郊のランバートビルにある動物園に引き取られた。同動物園では既に3頭のワニを飼育している。