米ハーバード大の新入生、15年前に写真撮った大学警察の警官と再会
(CNN) 米ハーバード大学に入学した新入生がこのほど、15年前に一緒に写真に写った同大学警察の警官と再会する出来事があった。
クリスタル・ワンさんの父親は15年前、ハーバード大学警察の警官チャールズ・マレンさんに抱かれた娘の写真を撮影した。
当時ワンさんは3歳で、父親は仕事で同地を訪れ、ハーバード大に立ち寄っていた。ワンさんによれば、ハーバード大とバークリー音楽大学の二重学位制度を認められた後に父親から写真を見せられるまで、写真の存在さえしらなかったという。
父親からはマレンさんがまだ大学で働いているかどうか探してみるよう勧められたが、その時は名前さえわからず、見つかるか疑問だったという。
ワンさんはCNNの取材に対し、見つけられる確率はとても低いだろうと考えていたと述べた。
しかし、ワンさんが写真をインスタグラムに投稿したところ、ハーバード大の機関紙ガゼットで働いている記者がこれを目にし、マレンさんのことだと気が付いた。記者が連絡を取り、2人が再会して写真撮影する日取りを決めたという。
マレンさんは個人用の電話番号を教え、必要な時には連絡するようワンさんに伝えたという。ワンさんは「本当に素晴らしい時間だった。マレンさんとのつながりを感じた」と振り返った。